健全な価値観をもった人材の育成を
これからの人事教育担当者に求められる役割は、とても重要なものです。
- 仕事の目的や意義を理解してほしい
- 健全な仕事、正しい仕事を覚えてほしい
- 仕事へのしっかりした考え方を身につけてほしい
- 人間力の高い人材になってほしい
- お客様のことを考えられる人材になってほしい
初めから優秀な人材はごく稀です。入社をした時点から、しっかりと人材育成を行うことで、優秀な人材となっていくのです。そこで、人材育成をする中でまず始めに行っておきたいことが、考え方、価値観の教育です。
どんなに素晴らしいスキルやノウハウを持っていても、その能力が発揮されなければ、良い仕事をして、素晴らしい結果を得ることはできないでしょう。例えば、お客様に喜んでもらいたいと仕事をする人材と、給料を得るために仕事をする人材では、発揮される能力に差が出ます。当然、その仕事の結果も変わってきます。
このように仕事の結果は価値観により、大きく左右されるのです。仕事への健全な考え方や価値観を早い段階で身につけておくことで、それに応じた仕事の仕方になり、やがては習慣となっていくのです。