意思決定に迷うのは判断基準が内からである!全社共通の判断基準こそ、「経営理念」である。
経営理念が浸透している会社ほど、素晴らしい業績を上げておられます。
逆に、企業倒産の理由や業績低下の原因を検証していますと、間違いなく理念が無いとか、 あっても絵に描いた餅であったとか、単なるアウトソース(外注)された作文であったとか、 使命感が欠如していたとか、経営の目的が確かでなかったとか、経営理念に関する要因が多くあります。
表面的には不況型倒産と言われながら、実は全て経営理念の不確かさから来ているのです。
松下幸之助翁は生前、経営理念の重要性を訴え、経営理念を確立することが企業成功の絶対条件であると言われています。つまり大きい企業から小さいお店まで、企業成功の要諦は「経営理念の確立にある」と喝破しておられるのです。
提案させていただく著書は、企業の成功要因と経営理念の関連性を理解していただくものです。 貴社の経営理念や使命・目的を検証し、色々な経営のヒントを得て、その浸透の仕方も学んで下さい。
必ず貴方の使命感に火をつけ、経営理念のメカニズムを開眼させることでしょう。 また、経営理念はなぜ必要なのかを考えてみると、経営理念は、共有の価値観や価値判断など行動の基準 となります。 したがって、社員さんがある意思決定を迫られた場合に自社の経営理念に照らして判断することになる。 その結果、経営者の指示・命令がなくても、社員さんが正しい意思決定ができるのです。