木野親之
1926年大阪府生まれ。1947年神戸工業専門学校(現・神戸大学工学部)卒業。大阪大学在学中に松下幸之助氏の知遇を得て、1951年松下電器産業(株)(現・パナソニック)入社。
1962年松下幸之助の名代として東方電機(のちの松下電送)代表取締役に就任、再建にあたる。以来20年間社長職にあって、同社を世界ーのファクシミリ専門メーカーに育てあげる。1977年松下電器産業(株)参与、1983年松下電送(株)代表取締役会長。1984年郵政省(現・総務省)電気通信審議会委員就任、以降、数々の政府委員を歴任。電気通信業界の代表として、わが国電気通信事業の自由化と日本電信電話公社の民営化に取り組む。1988年NTTデータ通信(株)(現・NTTデータ)社外取締役、1993年同取締役相談役。現在、松下電器産業(株)(現・パナソニック)終身客員、中国復旦大学終身顧問教授、「理念と経営」経営者の会会長。1987年藍綬褒章授章、1997年勲三等瑞宝章授章。2012年ファクシミリで「IEEEマイルストーン」を認定受賞。
主な著書
『幸之助の教え-人力車は消えず』(東洋経済新報社)
『人間に光を当てる経営』(N