人を幸せにするニューグローバル経営

人を幸せにするニューグローバル経営

「経営力」と「人間力」を兼ね備えた、新しい経営のあり方を探る。

かつてクレアモント大学のドラッカー教授は、「経営の究極の目的は人を幸せにすることであり、利潤動機には意味がない」と言われ、「利潤が社会にいかに貢献したか、社会の問題をどのように解決したか」が判断基準であると述べている。生産性は高いが倫理観に欠けるグローバルスタンダード経営が日本を席巻するにつれ、倫理を大切にしてきた日本の商人道が影をひそめてきた。
 このままでは我々を含め将来の日本人には、幸福といえる生活ができるかとても不安である。従って我々の責務として現在の妖怪グローバルスタンダード経営を超える新しい経営思想をどうしても考え出す必要がある。そのためには、アメリカでもない日本でもない、両者の長所を融合しそれを超えるこれからの経営モデルを作り上げ、それを後世への遺産として伝えることができないだろうか? そのような大きな望みを抱きながら、この本ではそれを求めるたびを続けてみたい。(序文より)
商品コード
S-42
ISBNコード
978-4-904026-19-9
発売日
2010年9月25日
総ページ数 / 版型
189ページ / A5
著者
釣島 平三郎
出版社
コスモ教育出版
販売価格(税込み)
1,540円
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著者の紹介

釣島 平三郎

942年兵庫県に生まれる 慶応大学商学部卒。 太成学院大学 図書館長 経営学部教授、中小企業診断士。 ミノルタでの17年間アメリカ駐在期間中、NY州での現地生産会社及びシリコンバレーでのソフト開発会社の立ち上初代責任者として14年間経営に当たる。その間NY州立大学財団理事、オレンジ郡産業機構理事、北加日本商工会議所理事など多数の公職を歴任。 現在、経済産業省や大阪府の各種委員に就任している。(社)中小企業診断協会大阪支部理事、日本生産管理学会理事、関西ベンチャー学会常任理事や関西学院大学、追手門学院大学の非常勤講師を務めている。教職のかたわら全国で講演活動などで活躍している。 著書:『アメリカ最強のエリート教育』(講談社)、『日本学力回復の方程式』(ミネルヴァ書房)、『これからの経営ニューモデル』『経営ニューグローバルスタンダード』(いずれもコスモ教育出版)ほか。

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